マティス先生

今回の旅行では、3人の巨匠の美術館を訪れることも目的だった。1人目は先日書いたピカソ。2人目はマティス。3人目はジャン・コクトー。今日はマティスについて書こうと思う。

コート・ダジュールにはニースのマティス美術館の他に、ヴァンスにマティスが作った礼拝堂がある。マサコさんは何年も前から、この礼拝堂に行きたかったそうだ。願いがかなって良かったね。
ヴァンスの礼拝堂は、椅子・燭台・扉・ステンドグラス、全てがマティスのデザインによるものだ。神父の衣装もマティスがデザインしているため、カラフルで可愛らしい模様だ。とてもカトリックの宗教施設とは思えない明るさと、自由な雰囲気がある。特に面白いと思ったのが、壁に張り付けられたタイルに描いてある壁画だ。聖書の中に出てくる一つの話を描いたものだったが、はっきり言ってめちゃくちゃな落書きみたいだった。

ニースの美術館の方には、この礼拝堂を作るにあたってのデッサンなどが展示されていた。めちゃくちゃなように見えて、本当はよく考えられた壁画だった。
マティスはアルジェリアやモロッコの影響を受けていて晩年のスタイルは、それらの国の工芸品を真似て作成されたものが多い。マサコさんはモロッコに行った時にモロッコのモザイクが好きだったから、マティスも好きなのかもしれない。マティスが生きていたら、きっと気が合うに違いない。

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by redballoon13 | 2009-05-10 08:28 | 仏蘭西にて