1600kmの旅 その6

b0032039_3183926.jpg今回の6泊7日の旅のうちの4泊を過ごしたフォンテーヌ・ド・ヴォークルーズ(fontaine de Vaucluse)という村は水が湧き出る泉と澄んだ水が穏やかに流れる小川があり、最高にきれいな村だった。少し前に書いたリル・シュル・ラ・ソルグの上流にあり、まさに水源から出てきたばかりの新鮮な水が流れている。川の底がみえるほどの透明度が高い小川では、カヌーやカヤックが楽しめる。この穏やかな川だったら雅子もカヌーOKということになり、ヴェルドン渓谷でできなかったカヌーに挑戦してみた。ヴェルドン渓谷よりずっときれいな川でカヌーができて、かえって良かった。カヌーは2時間ほどかけて下流のリル・シュル・ラ・ソルグまで下るコースだった。小川の水は10秒足をつけたらもうがまんできないほど冷たい。他の観光客に混じって、インストラクターの指示のもと、二人でひとつのカヌーに乗った。始めはコツがつかめずに、他のカヌーにぶつかったり、川岸にぶつかったりしたが、だんだん慣れてくると水の流れを楽しみながら進むことができた。途中1度岸にあがって休憩があったが、あっと言う間の2時間だった。

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俺たちはこの村にあるユースホステルで4日間のキャンプで自炊生活を送ったのだが、この旅行で人生初めてのユースホステルとテントを経験。厳密に言うと、ここに来る前の2泊もマノスクという村のユースでキャンプをしていたのだが、ユースホステルでの生活というのが予想以上に楽しかった。このユースホステルに毎年夏のバカンスで2ヶ月くらい過ごすという元料理人のモロッコ人のおじさんには、4日のうち2日も晩ごはんにタジンをご馳走になった。元料理人というだけあり、手際もとても良く、味も最高だった。モロッコで食べたタジンより美味しいくらいだ。それからベルギー人の家族ととても仲良くなり、夜遅くまで日本のこと、ベルギーのこと、いろいろと話した。その一家の一番下の10歳の女の子は俺たちのことがとても気に入ったようで、食器を片付けているだけの俺たちをずーっと見ていた。彼女達とはメールアドレスも交換して、ぜひ今度はベルギーに遊びにくるようにと言ってくれた。ユースホステルは設備もホテルのように良いわけではないし、他人と接する機会が多いから、人によってはとても疲れてしまうだろう。でも俺たちにとっては今回の旅での一番の思い出といってもいいほど、楽しい時間を過ごせた。




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by redballoon13 | 2005-08-20 03:48 | 仏蘭西にて