Beaune 1

連休を利用してブルゴーニュ地方のボーヌに1泊2日で旅行に行った。パリ・リヨン駅からTGVで約2時間弱。途中、ディジョンで乗り換えがある。

最近知ったのだが、ブルゴーニュはその昔(11世紀頃)、ブルゴーニュ公国という国で、フランスの王室と対等にやりあっていたぐらいに勢力があったらしい。そんなこともあってか、ボーヌは独特の雰囲気があった。国が栄えるには、土地が豊かだというのは必要不可欠だと思うが、その点でも十分に条件を満たしていたのだろう。

ボーヌに来た大きな理由はもちろんワインだが、仕事場の人が、「ボーヌに言ったらオテル・デューに行ったほうがいいよ!」と言っていたので見学してみた。
オテル・デュー(神の館)は、貧しい人たちの為に建てられた病院で、僧侶たちが病人の看護をしていた。資金はワインを売ったお金でまかなっていたというから面白い。当時、この病院が所有していたブドウ畑は、かなり縮小されてしまったが、現在でもグラン・クリュ(特級)のワインを作っており、売上げは建物の修復費などになっているらしい。
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貧しい人の為の病院といっても、とても豪華な装飾が至る所に散りばめられていて、はっきりいって入院出来るならしてみたい!と思っていたら、昔の人々もそう思っていたらしく、お金がたくさんあるような貴族達も、入院していたそうだ。その際には寄付もしていたそうなので、ここまで立派な建物になったのだろう。

因に、第二次世界大戦中にも使われていた、病室・厨房・調剤室も見学できた。
昔は、薬屋がなかったので病院ごとで薬を調合していて、その土地でとれる植物などを薬に用いていた。結核の薬に使われていたという、生肉をつぶした時に出る汁で作った薬というのがあったが、雅子も俺も絶対に飲みたくないということで意見が一致した。でも、その他の薬は、オリーブオイルやハーブなどを使っており、天然の材料だけで作られているので、けっこう効力はあったのではと思った。
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by redballoon13 | 2008-11-13 22:51 | 仏蘭西にて