Beaune 3

銀河英雄伝説の帝国宰相の双璧といえばミッターマイヤーとロイエンタール。フランスワインの双璧といえばボルドーとブルゴーニュだ。ブルゴーニュのワインは、何種類かのぶどう品種をブレンドして造るボルドーと違い、単一品種で造るのがほとんどだ。赤ワインはピノ・ノワール、日本でも有名なボジョレー地区ではガメイが中心。白ワインならシャルドネが中心。
そして、ひとつひとつの小さい畑が生産者ごとに区分されているのが特徴だ。ぶどう栽培から、醸造、瓶詰め、出荷までの全ての行程を行う生産者を、ブルゴーニュではドメーヌという。

そのドメーヌと、ぶどう畑を見学するツアーに参加した。ツアーの種類は2種類あったが、特級畑を巡ることにした。ツアーといっても、雅子と俺とガイドの3人だけだった。つまりは貸し切り状態。ガイドをしてくれたフランス人は、お婆さんの一歩手前くらいの可愛らしいマダム。彼女が運転するアウディーの四駆車(高級車)でゆったりと快適に見学した。言うまでもなく説明は全てフランス語だったが、分からない時は雅子が通訳してくれるので助かった。

ボーヌ発のツアーだったのでコート・ドール地区を中心に廻ったが、この地区はぶどう畑が晩秋にかけて紅葉する景色から「黄金の丘」と呼ばれている。この地域の生産量の約95%が赤ワインで、そのほとんどがピノ・ノワールの畑だ。日本でも有名なシャンベルタンやロマネ・コンティーなど、世界的に有名な銘柄がこれでもかというくらい密集している。それだけ、この土地ががぶどう栽培において最高の立地条件を備えているのだろう。

そんな有名なワインをたくさん造っているブルゴーニュなのに、なんかボルドーと比べてお金の匂いがプンプンしないのは、家族や親戚だけで畑を守っているというのが、大きな理由かもしれない。ガイドの話によるとぶどうの収穫時期にもアルバイトを雇わず、自分たちだけで収穫すると言っていた。そんなこともあってか、ますますブルゴーニュが好きになった。

単一のぶどうでワインを造るということは、ぶどうの品質がそのままワインに反映してしまうので、ごまかしがきかない。つまりは収穫年の特徴がそのまま風味になるのだから、良くない年でもそれはそれでありというか・・・。う〜ん、奥が深い!ブルゴーニュは面白い!ということで終わります。
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                        ロマネ・コンティーのぶどう畑
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by redballoon13 | 2008-11-16 00:47 | 仏蘭西にて