MOMO

一緒に働いている人の中に、あだ名がMOMOというアフリカのマリ共和国出身の同僚がいる。彼はイスラム教徒ということもあり、仕事中でもお祈りの時間が来ると更衣室に行ってしまう。ドアを開けてみたことはないが、たぶん方位磁石みたいなやつでメッカの方角を確かめ、お祈りしているに違いない。因に、お祈りに行く前には靴下を脱いで足を洗う。

もし日本で彼が働いたとして、同じように彼の行為を尊重してあげることが出来るだろうか?宗教は彼にとっては、仕事より大切なものだろう。でも、日本では仕事をまず優先する風潮があるような気がする。もちろん、どっちが大事ということではなく両方大事だ。彼の行為を許容できるぐらいの心構えは持っていたい。そういうことが出来るようになれば外国人が働ける環境が日本にも整い、色々な国の人達が働く事が出来る国になるはずだ。

とにかく、文化が全く違う人達と話すのは面白い。価値観が全く違う。
MOMOは、一夫多妻制なので4人まで結婚することが出来るので、すでにマリに妻と娘がいて、それから日本人の恋人がいる。でも、もっと他の日本人とも付き合いたいらしく、

MOMO「誠には姉か妹はいないか?」
俺「俺はいないけど、妻は姉がいるよ」
MOMO「紹介してくれ」
俺「でも、結婚してるよ」
MOMO「あっそう、でも聞いてみなきゃ分からない」

などと言ってきた。そう言われると何も言えない。

彼は日本語にも少し興味を持ち始めたのか、
「でかいオチンチンあります!」
「海賊の頭(かしら)!」
「海賊になりたいです!」

という言葉を最近連呼するようになった。
最初の言葉は違うが、多分マンガのワンピースでも読んだのだろう。
偶然にも、文章としてもつながっているので面白かった。

そんな彼が働きながら口ずさむアフリカの音楽は、けっこう心地良いので気に入っている。
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by redballoon13 | 2008-11-20 22:38 | 仏蘭西にて